来週の木曜からです。
アタゴオルcalendar2015原画展
谷中、猫町GALLERY
11月6~16日・・・10~12は休み
来年のcalendarや新作絵はがきセットありまあす。
サイン会8日・16日、(色紙には描きませんぞ!)
詳しくは、猫町ギャラリー検索してちょうだい。
会場に入るには、三日通し券2700円かかります。(一日券はないのかな?)
行かれる方は、事前に問い合わせて見てください。
ひかりの素足、全23話も、新聞掲載16話、描き終えたのが20話。24日間の余裕しか無くなった。330日の余裕で始めて、ここまで追い詰められた。はあはあ。残りは17枚。
138の階段の、残りの17段。念込めて、情念大量混入して、昇るのよおおお!
今週末、夢の島公園で行われる赤旗まつり。11月1~3日。会場で、日曜版連載の賢治シリーズ、原画複写三点の販売が、ある模様です。詳しくわかったら告知します。
三点、やまなし(COLOR)、オツベル、虔十、白黒
つげさんの作品、最初に読んだのは、高校生なんだろうか?。それとも上京したからだろうか?。見たのは、ネジ式。
話題になってから、気になってどこかの本屋で、立ち読見したのだ。
印象は、なんだこれ!、。感動なんかしない。理解できない。その後、読んだ時、他の作品のなかに、妙に馴染んだのは、温泉ものだ。
70年頃なので、温泉ブーム以前であり、温泉なんて爺臭い、というような時代。だが、つげさんの温泉シリーズ見た瞬間、ただ懐かしく感じた。
毎年行く、婆ちゃんと行く湯治。とくに滑川温泉。そこの、古い建物の、障子窓や秋の枯れ葉のカサカサする廊下。
つげさんの作品は、懐かしき湯煙を思い出させた。
いさわさーん、がんばりました。
演劇を最後に見たのは、唐の何の作品だったろう?。とにかく、あまりに久しぶり。
ゴミ屋敷を舞台にした、歌手白崎映美を主役にした物語。ディランが映画ビリーザキットに出たときの、あのドキドキする気持ち。えみちゃん、大丈夫だろか?。と心配したが、あらま、汚い婆さん、しっかり演じてました。亡霊のまづろわぬ姫も、めんごい姿に化けてました。そして挿入歌の場面、名優が歌う場面で、聴いてるほうが辛くなること多々あるが、さすがに強い。
物語は、ゴミ屋敷の廃棄物の中から蝦夷の亡霊となって数名登場、時間軸が揺れて展開する。悪役の議員にして古代の裏切者、なかなか魅力ありました。やはり、物語には、悪役の魔力が大切なんだなあ。
最後のまづろわぬ民の歌、ライブとは違って聞こえ、涙が出た。芝居に心捧げた人たちの熱の因子が伝わって、炸裂して消える二時間二十分の花火。残音と残像、わたしも、ゴミ袋を一つ、もらったようだ。その中から何が現れるのだ?。
稲垣足穂の綺羅星の名著群、どれも装丁が凝っている。そして、挿画は、まりのるうにいさん。70年代に画集一冊出したっきり、その後、まったく新作見かけない。
もう、亡くなったのだろうか、あるいは発狂でもして、描かなくなったのだろうか?。と私の中で、伝説のお方。
三日前、なんとなく、まりのるうにいと検索したら、「40年ぶりに、展覧会」と出た。なんという偶然、奇遇、まさに、虫の知らせ。
しかも、「作家初日来画廊」とある。お姿が拝める、サインももらえる。70年代に出た画集は見つかったが、もう一冊、パステル画の技術本、家捜ししたが見つからない、ということで、ほとんど寝ないで、上野で北斎、歩いて猫町GALLERY経由で、恵比寿。シス書店でのるうにい展。
パステル画。本で見たものより、深い色合い。予想より、大きい。
そして、作品のなかにある間!、この間こそ、彼女の感覚。独特の唄が聞こえる。会場にいた女性客。なんか聞いたことのある声、と思ったら、かつて仕事した編集者。奇遇よのう。るうにいさんと知り合い、ということで、電話かけて、間もなく作家登場。編集がますむらさんです、などと紹介したら、アタゴオル持ってます。と来たもんだ、わーー嬉しい!、「これは、京都の崋山天文台の内部です」「火山天文台?」などと会話しながら、新しい画集と持ってきた画集に、一番乗りでサインいだきました。金色と銀色の色鉛筆。
会場はあっちゅーまに、人でいっぱい。
挨拶して廊下に出ると、るうにいさんがお見送りしてる、あー、勿体ない!。
なんとも、しあわせな、夕暮れでありました。
見開きシーン。四日かかって、なんとか形になった。鉱物好きの賢治ならではの、まことに不思議な光景。
だが、まだまだ難関の場面が続く。信仰心のある賢治には最高の場面でも、私にとっては、抵抗感があり、心から同意できないから、結構辛い。
御嶽山の火山災害は、70人近くになる可能性もある。「火山の噴火予知は出来ない」と、言い切る会長。そんならまず、
噴火予知連絡会、などという看板、降ろしてくだされ。火山学者のなかには、今回の噴火の予兆は、あったのだから、この惨劇に対して、居直りめいた態度への抗議発言も出ている。
年に一度の巨木枝落とし、決行。
猫町GALLERY、アタゴオル原画展
11・6~11・16詳しいことは、近日報せます。