2014/03/31
おお、アカシヤ
ハーデイズナイト、抱きしめたい、ぷりーずぷりーずみい、この三枚が、どれほど私の深い慰めになったことか。それ以来三三〇円貯めてはアカシヤで買った。やがてLP一五〇〇円でラバーソウル買い、シングル盤やw盤を売り払い、ビートルズのLPを頭から買いだしたのは中二の春。やがて、米沢駅近くの名曲堂で買うようになるまで、アカシア銀座店は、私のなかの、ジョバンニがあこがれたショーウインドウみたいに輝いていた。今回の閉店は大町方面の店だと思うが、それにしても、もうレコード屋さんの時代が終わったのだなあ。想い出はその世代にしか判らないものであり、何層にもなって、集団的な記憶の層を、町の風景のなかに 幻のように作るのだ。白布西屋の旦那さん、情報配信、オショーシナッシ。
スカパー
昨年、バイエルンに二戦して、0対7という悪夢以上のボロ負けで終わったバルサ欧州カンペオンリーグ。そのショックをどこにぶつけようと、八つ当たりで、長年契約してたスカパーを解約。まあ、秋の終わりに再契約するべと、ネットでやったら、受信器のカード番号が16
桁のはネット契約できない、とか出て、めんどくさいから放置。しかし、いよいよ8チームから4チームへの火水曜、見るべし!、と電話かけて再契約。シメオネ監督ひきいるアトレチコマドリとの二戦、しかも17日は国王杯決勝戦で当たるし、リーガでも当たるし、2月で4度の戦い。バルサ、がんばろう。賢治描いてなかったら、こりゃバルサの旅だったなあ。
2014/03/30
自転車に乗って&虱の旅
キングレコード発売のLP高田渡「ごあいさつ」に入ってるこの二曲、バックははっぴいえんど。これについて大瀧さんと渡さんが対談してるのがYouTubeにあった。自転車に乗っての冒頭、蓄音機のチリチリ音のなか歌が流れる。「ちりりんちりりんと、出てくるは、自転車乗りのじかん++、曲乗りなんぞと、生意気に、両の手離したシャレ男、あっち行っちゃ危ないよ、こっち行っちゃ危ないよ、危ない危ない言ってる間に、転がり落っこった」
この歌い手が、添田唖然坊。大正の大道演歌師。対談で興味深かったのは、音楽界で博学の極にいる大瀧さんが、曲の録音時には、唖然坊の存在を知らず、渡さんの探求ぶりに敬服してること。しかし、年上の大瀧さんの口調が、どこか高圧的で、渡さんが「はっぴいえんど」と呼ばす「おたくら」と言うとこなど、なかなかスリルある貴重な対談でした。唖然坊のシラミの旅も、原曲がマイナーなのも驚いた。去年、横浜であった唖然坊展でも、本人のテイク音源は、ほとんど無かった。貴重な日本の音楽、埋まるのはあまりにモッタイナイ。ああ、モッタイナイ節でも、作ってみっか!。
原発いやだよ、節電だ、
テレビは元から消しましょう
照明こまめに、消しましょう
湯沸かし、ガスでやりましょう
ああ、モッタイナイモッタイナイ
ある日、カカアが、こう言った
あんた、ゴロスタのギターアンプ、
一ヶ月間、つけっぱなし!
ああ、モッタイナイ
2014/03/29
2014/03/28
哀愁のラトルズ+心に残るライブ
2014/03/27
むふむふ+夜汽車のホーム
最初の山場
描くことは、その世界に入ること。「なんで、そんな物語、選んだの、サワカニの話みたいに、もっと楽しいのを選べばいいのに」。そりゃーもっともだ。だがこの物語は、漫画化すべき作品なのだ。峠で私もモガクのでござる。
南大東島、ときくと「風力三」とかいう気象庁のラジオ告知が浮かぶ世代。この島への「にしきのあきら」と城ノ内さなえの旅番組、ぼーっと見てた。島人が心やさしいのは、八丈島の人達にたっぷりといただいたが、この島もまた とても深かった。高校が無いため、中学卒業で島を離れ、多くの人が沖縄本島へ行くようだが、そうした子の成長を抱えたお母さんたちの気持ち。見ていてジンとした。島唄もまた、濃いものだった。トト&ドスを思い出させる画面を見ながら、珈琲飲んで涙ポロポロ。わしも立派なジジイよのう。
おがり行く嬉しく淋しい親心
2014/03/26
ウグイス鳴くよ ごろにゃん庭
その瞬間、「アタゴオルのネタで使える」と思ったのだが、なんのことない、この二名はすでにアタゴオル的生活をしているのだ。まあ、なんにしろ、もしも私が米沢に住んで漫画を描いていたら、この二翁と呑むだけで、そうとうの別世界を描いたことは、間違いない。今回の賢治作画でも、生サワガニ採りや、いろんな植物についての問い合わせなど、ほんとに博学実践者の二人に感謝いたします。ああ、焚火してえ。
2014/03/22
2014/03/20
2014/03/18
ビートルズ・トリビュート・ライブ
WOWOWで、初回放送録画したのを間違って消したので、再放送見た。ポールとリンゴが客席最前列で見てるなか、いろんな人がビートルズ作品を歌う。やはり圧巻は、スティービー・ワンダー。ういきやんわあくいつとあうと。一曲じゃ勿体ない。ジョージの息子もジェフリンと親父の作品歌う。ボールと離れた客席にはヨーコとショーン。トロントライブのジョン似の髭。いずれステージに上がると思ったら、最後まで紹介もされず、歌いたそうだった。ポールも一曲くらい、ショーンと歌えばいいのに。やっぱり、ポールとヨーコの確執は深く消えないんだなあ。
2014/03/14
2014/03/13
やっぱり賢治は面白い
2014/03/08
やれやれ&タランティノ
うーむ、と思いつつ、考慮。しっかし、おかしいなあ、何でこんなミスしたんだと、再検証。、大きくしたいコマなどをチェックして、ラストシーンから再検証していったら、なんと現在の位置までくると、ページが足りなくなっていた。ああ、よかった。これなら、コマの配分は無事進行できる。そしてやっと1年前の記憶がうっすらと浮かんでくる。この予定枚数で最終的に収まる、と当時思っていたのだと。
寝る前に朝の五時から、タランティノの映画「ジャンゴ」。どんなもんだべと見てたら、馬が出てきた。おっ、これは使える。現在下書きは馬の登場、炭俵背負って歩く場面、ここ使えるな。物語は奇妙な演出で展開、デカプリオ悪党で奮闘してた。
天地神明
あんまりおもしろすぎたので下書きを始めても、パワーが入らず、ラフノート三冊のページ全体を確認していたら、大量のカウント間違いを起こしているのに気付いた。早く見つけたとはいえ、すでに十八枚ギューギュー詰めにコマワリしていたことが、軽い徒労であったことにガックリ。
格言、「詐欺師を笑う者は、ページ割りの間違いに気づく」。