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2014/03/30

自転車に乗って&虱の旅

キングレコード発売のLP高田渡「ごあいさつ」に入ってるこの二曲、バックははっぴいえんど。これについて大瀧さんと渡さんが対談してるのがYouTubeにあった。自転車に乗っての冒頭、蓄音機のチリチリ音のなか歌が流れる。「ちりりんちりりんと、出てくるは、自転車乗りのじかん++、曲乗りなんぞと、生意気に、両の手離したシャレ男、あっち行っちゃ危ないよ、こっち行っちゃ危ないよ、危ない危ない言ってる間に、転がり落っこった」
この歌い手が、添田唖然坊。大正の大道演歌師。対談で興味深かったのは、音楽界で博学の極にいる大瀧さんが、曲の録音時には、唖然坊の存在を知らず、渡さんの探求ぶりに敬服してること。しかし、年上の大瀧さんの口調が、どこか高圧的で、渡さんが「はっぴいえんど」と呼ばす「おたくら」と言うとこなど、なかなかスリルある貴重な対談でした。唖然坊のシラミの旅も、原曲がマイナーなのも驚いた。去年、横浜であった唖然坊展でも、本人のテイク音源は、ほとんど無かった。貴重な日本の音楽、埋まるのはあまりにモッタイナイ。ああ、モッタイナイ節でも、作ってみっか!。

原発いやだよ、節電だ、
テレビは元から消しましょう
照明こまめに、消しましょう
湯沸かし、ガスでやりましょう
ああ、モッタイナイモッタイナイ
ある日、カカアが、こう言った
あんた、ゴロスタのギターアンプ、
一ヶ月間、つけっぱなし!
ああ、モッタイナイ

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