笹井氏が残した遺書、四通。その一通が小保方氏あて。
この遺書が、警察に行き、小保方氏に渡される前に、警察関係者から神戸新聞社に内容が流れた。
これは、本来、流してはいけない犯罪ではないのか?
もちろん、このスタップ細胞事件に興味のある人なら、当然の如く知りたい内容ではあるのだが。
なにゆえ、漏れたのだろうか?
そして、小保方氏の三木弁護士が、この件に対し、猛然と抗議しないのも、あまりに奇妙なのだ。
どうも、おかしい。
私は、小保方氏あての遺書があると聞いたとき、その内容を予測した。
それは、「スタップ細胞は、存在しない。貴方も あきらめなさい。」と実験中止を勧めるものではないか。
何故なら、笹井氏がスタップ細胞の存在を信じているのなら、自殺するのは不自然だからだ。信じられなくなったからこそ、追い詰められたのではないか。そう思って、遺書がどんな内容か、気になっていたが、神戸新聞によると、「自分が死ぬのは、あなたのせいではない。」「スタップ細胞を、必ず成功させてください」。
予想は外れた。しかし、この言葉、表どうり解釈して済むのだろうか?。全文に近いものが出たが、それを読むと、ますます不思議になる。「言葉は、言葉を越えて、感情が奥でうごめいている」。実に読めない心理が潜んでいる。
「スタップ細胞、必ず成功させてください」とは、どういう意味か?。細胞存在が信じられなくなって
死ぬ人が言うとしたら、出来ない成功を絶対成功させろとは、どうしろということか?
そうして、不思議がっていると、勘の鋭い女性が答えてきた。
「笹井氏は、小保方さんが好きなんだね」。その瞬間、なんとも恐ろしく哀れな、別な風景が見えてきた。
まったくもって、不可解なスタップ細胞捏造事件。どんな推理小説よりも、遥かに迫力を抱えている。なぜなら目の前にあるのは、想像の物語ではなく、本当の闇だからだ。
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