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2014/05/31

ワクワク

いよいよ、迫ってきました、頑張れセレソン、マラカナンでジュールリメ杯を!。そしたら、又、溶かせるぞ!。

2014/05/30

眼チカチカ

一郎たちが小屋を出て、太陽を見る場面。実際庭に出て、まぶしいお日様見る。そして目閉じる。確かに闇の中に太陽の形が奇妙に曲がって映る。それから目を開ける。青空に残像が映る。
よし、これだなと机に向かう。
描くことは、思い出させること。雪景色の風景に、室内から出た時のまぶしさは、忘れられない。強く記憶に残っているのは、小学校の昇降口から出たグランドのまぶしさ。

夜ジムに行き、だらだらチャリこいでだら、突然怒鳴り声。数台横でチャリこいでた人とソバを通過した人が接触したらしく、チャリの人、大激怒。二人で言い合いして、ジムの若者が止めに入ってもチャリ・マンの怒り収まらない。上司が来ても収まらず最後に別室に移動してモメてた。
 一度きりの場所ではなく、毎日のように通う場なのに、なんであんなに切れるんだろう。一週間前もサウナで、やはり四十代くらいの男が脚開いて場所狭くしてたら、後から来た爺さん、タオルをその脚に置いたとたん、「汚ねえな」と、床バシッと叩いて怒鳴った。ふーむ、近頃の四十代は、日常の生活で煮詰まっているのだろうか?。・・・・・、米沢弁で言います。「たいらに、たいらに」。・・・冷静に、冷静に・・・。

2014/05/29

雪の思い出

雪のシーン描いてると、遠い記憶がうっすらと浮かんでくる。雪の小屋から出る場面、賢治は何も書いてないが、出口に、階段が出来てるはずだ。それは、割出町の裏玄関の出口を思い出させる。

欧州決勝、三対一で試合決まったあとPK決めて、アホみたいにユニ脱いで吠えてた男、なんと自分のドキュメント映画撮ってたためだとな。呆れ道三度笠。

2014/05/27

ベタの勇気

朝四時起床。ひかの素足。冬の炭焼き小屋から物語は始まる。ということで日本の古い家屋を意識して、私の「バイブル」つげ義春さんの本を眺めつつ描く。しかし、ひさしぶりに見るつげ世界。そのベタの凄さ。こんなドーンと黒く塗るのは、勇気がいるなあ。ドキンとする。

墓参りしたら、夢にミッチャンが出てきた。やはり異空はあるんでないかい。ミッチャンは新曲を歌ってた。気持ち良く聞いていた。
「命日の参り返しか夢で逢い」

紫陽花がグングン競り出し、ブラッシュツツリーの真っ赤なのが咲き誇っている。

一日やって二枚描きこみ。夜ジムに行く。テレビでキプロス戦。すごいところ連れてきて、派手に得点すんのかな、と見てたら渋い試合。帰宅してスポコメの男 二名ともノドカナ発言。なんて日本村的なお話。

2014/05/26

ペン入れ・遅々

ペン入れ始めたが、なかなか描きこみが続き予想より進まない。一日一枚状態。器械のようには進まないなあ。まるでサワガニが小石運んでいるような。夜中煮詰まり
日曜美術館、大河ドラマ、ホームズ、銀河の渦、 別子銅山、見る。

別子銅山と聞いて、所在がどこか判らなくなった。中学時代の私なら知っていただろうに、ボケたものだ。四国の愛媛県、廃墟となった鉱山遺跡を空撮まじえて映していたが、ずいぶん立派な造りで、明治の日本建築技術の見事さ。繁栄と廃墟、こうした景色を見ると、遠い未来を見ている気分になるのは何故だ。

子供の頃、「格好・満点 中身零点」というハヤシ言葉があったが、録画した番組見てたら、急に思い出した。

2014/05/25

欧州クラブ決勝

深夜ペン入れして、朝四時からアトレチコ対白組の試合。一点取ったアトレチコ、後半から引きだし、残り二十分は引きまくり。守り切れるかなあと思ってロスタイム、「何?なんで五分もあるんだ」と、イラついてたら三分ちょいまえ、ラモスのヘッドで同点。あーあ。
延長に入って、精魂尽き果てた気配のアトレチコと、かさにかかる白組。得意のカウンターでデマリアの突破から、俊足ペイルのヘッド。とどめにマルセロ。そのあと気色の悪い筋肉男の遅まき得意顔。あーあ、みっちゃぐねー。試合後即消す。
たいしたギャラもらってない選手集めて、よくぞここまでタフなチームを作ったシメオネ監督、あなたは素晴らしい。

フェイスブックで、墓参りのこと書いて、ミッチャンへの記憶がいろんな人の中から湧いて集まってくる。「二十年たっても、忘れず墓参り行くお前が偉い」などという友の言葉に立ち止り思うのだ。私が先に死んでだら、あの男は、やっぱり二十年たっても来てただろう。それだけのことなのだ。
なにしろ「船長とハーモニカ」の男なんだから。

命日・せぐんど・&博物館の旅

岡田光夫は、野田の春と秋に、約二十年に渡って行われていた「花まつり」「月まつり」の発案者。関西で行われている「春一番」を見て、野田でもやりたいと、劇団はぐるまのテントを会場にして始めたもので、第一回の花まつりの半月前に野田に引っ越したのだった。その秋にはマッドブルースバンドが登場。野田のロック小僧たちが出場するようになり、若き日のマントや典生少年が出入りして、やがて松戸の「ウシャコダ」の前身も登場。こうして野田の春と秋をさわがしくする土着的な音楽のテント祭りは続いたのでした。

きょうの命日、「鉄人とハーモニカ」というみつちゃんへの歌を作ったチャオは、子供の運動会なので欠席、ここはひとつ、俳人の川津くんを誘い、庭の薔薇とカルミアやさまざまな花を持って、お墓に行きました。
それにしても何が羨ましいと言って、こんな見事な墓は無い。まわりは広々としたキャベツ畑。そこにミッチャンちの一族の墓たちがあるだけ。なんんとものどかな寝床ではないか。
ここなら、ハーモニカ吹いてもいいもんね、と私がハーモニカ吹いて、川津くんが歌って、岡田光夫作詞作曲の「夏の昼下がり」を歌いました。それから、墓場でしばらく話し込み、志ん生師匠の郭話などで盛り上がりました。実にいい天気。あっぱれな命日なり。

墓参りの後、川津くんに珈琲飲もうと提案したら、いーとこあるよ、と利根川越えて岩井のサテンに行きました。そこで思い出話してたら、川津が
「みちゃんと中国旅行したとき、みっちゃんはハーモニカをポシェットに持参してて、列車の中で、外人客がいっぱいいたら、急にハーモニカ吹きだしたんだよ。アメリカの曲だから、外人に受けて 列車内は合唱の繰り返し、そのうちシャイな日本人客も日本の唄歌ったりしたんだよ」
ふむふむ、確かに、あの男は妙な度胸がアリマシタ。柏駅での路上ライブのときも、みんなビビッテるのに 歌う気満々で歌いだしたしなあ。...
延々話して帰ろうとしたら、川津くんが「博物館行ったことあるか?」「ないよ」「じゃ、行こうよ」と、初めて行きました。
在るのは知ってたが、こんなに立派な博物館だとは、知らなかった。
鉱物好きな私としては、さまざまな形の鉱物室だけでも、感動もの。そして水族館コーナーでは、「やまめ」の大群見て、参った。
なにしろ、もう描いてしまったが、賢治の「やまなし」のなかで登場するのがこの魚。これを描くために、どれほどネットで画像探してみたことか。こんな近くに、こんな楽しい場所があるとは、これも墓参りが連れて行った縁です。みなさま、退屈なときは、友達誘って 墓参りしましょー。

2014/05/24

命日



五月二十四日、今日は岡田光夫、ミッチャンの命日です。二十年経ちました。ワールド・カップ亜米利加大会の九四年の今日、会社の自己に巻き込まれ亡くなりました。葬式の日は、今日みたいに見事な五月晴れだった。
それより二十年前、ミッチャンが作り柏の長崎屋に置いたミニコミ「御用新聞」を、妹が見つけて「兄ちゃん、こんなのあったぞ」と読まなければ、そして感動して葉書を出さなければ、それにミッチャンが丁寧な返事を書かなければ、私は野田という町に来なかった
この男が居なければ、愛宕駅にも降りないし、アパートも借りないし、それゆえ、いずれ描いたであろう異空界の名称が、「アタゴオル」ではなかった。
 実に不思議な男だった。古風にして自己的世界を邁進する。あらゆる田舎者が持つシキタリへの殉教と破壊の衝動。チャリンコに乗って中里の田んぼから野田の町のカンパ小屋まで、毎晩やってくる。そして飲んだあとに帰る時、ハーモニカ・ホールダーつけて、ハーモニカ吹きながら自転車で帰るのだ。ドテラに下駄はいて。
しらふの時は、年下の私を「マッサン」と呼んでて、しっかり酔っぱらうと「なあ、マス、」と目が座った時のあなたが好きでした。

庭の大切な赤いバラ、あなたに捧げます。あとで、線香持って墓参り行くかんね。

2014/05/23

ペン入れ

ペン入れ開始しました。季節は暑さに向かうのに、たっぷり冬をあじわいます。

2014/05/21

雨ふり

雨ふり、赤いドス薔薇やカルミア咲き、いよいよ紫陽花たちが出番待ち。
 
バルサ新監督に、ルイス・がっつ・エンリケ氏が就任。よれよれ綻び出したチームをしっかり締めてくださいませ。

ううむ、映美ちゃんと東北古典芸能の混沌パワーの余韻がまだ残り、しばし、残音が残って反芻しております。昨日はタラフク、西馬音内盆踊りをネットで見てました。そしたら、発見したぞ。

https://www.youtube.com/watch?v=ZyJkNdhXRvI

北の盆、昨年夏の都内出張ステージ。お囃子の面子に、矢野さん、ヨシトモさん、そして笛はノバッチだ。

佐々木マキさんのエッセイ本「ノーシューズ」サイン本買って読む。長井さん、勝又さんとの交流、興味深く読む。そしたらAmazonから本が届いた。何かな?、と開けたら佐々木マキ著「ノーシューズ」!。発売前に予約してたの、忘れてたう!。これは、徘徊現象の前ぶれか。

謹呈本いただきました。「ポールマッカートニー・バンドブック」シンコーミュージック。ありがとうございます。

2014/05/20

東北ロッケンロールショー

風呂猫団さそって、青山円形劇場での白崎映美&東北オールスターズ。赤色ナマハゲ衣装のエミちゃん指揮のもと、西馬音内盆踊り、岩手一関の鬼剣舞、鹿踊りが乱舞、美術班製作の巨大な東北カムイも出現、津軽三味線唸り、感動的な光景。まつろわぬ民と大和朝廷から呼ばれた東北、蝦夷の卑弥呼を見てるようだった。
西馬音内も鹿踊りもナマハゲも、カブリものだ、顔隠しとは、何ゆえなんだろう?、そんな謎も見えてくる。東北弁、学校で話すの禁止、という馬鹿げた時代もあった。酒田弁バリバリ話し、東北が誇るべき古典舞踊をロッケンロール化する鍋汁、おめしま、しびれる味覚だったごで!

2014/05/19

ポール

ポールといったらポール牧、ではなく、マッカートニー。十一月来たと思ったら、又来た。武道館十万円とか、国立競技場で二万円近いチケット。
日本は天国か?。まあ、何度か見た私の針はうごきません。ジョンがアルバム・イマジンのなかで、歌ったポールへの辛辣な歌「はうどぅゆすりーぷ」。「むかしは、凄かったが、アンタはもう過去、はー、眠れるかい?安眠できてるかい?」、この歌が耳に流れ、「はー、又来んのかい」って、聞こえた。
そしたら、あらら、ポール体調不良で、連夜の中止。「ポール、歌うまえから、アイムダウン」。原因は、ウィルス性炎症と発表されてたが、昨夕、ツィッターで某音楽評論家が「確かな筋の情報によると、妻の来日が遅れ、ポールが深酒して、体調くずした。関係者の管理の甘さ」などと書いた。
こんな情報がもし事実だとしても、音楽評論家がプロなら、けして流してはいけない。そして流した以上は、その責任を背負わなければならない。なんと、この人、そのツィッター発言を数時間後、削除し、書いたことへの謝罪はない。報道する重さを知らないなんて、プロにあらず。

サワガニ大人組水槽、三匹いたが、ハサミ取れ八本脚も五本しかない、丹下左膳みたいなタンゲくん、本日崩御。南無阿弥陀。

2014/05/18

夢花火不発

あれだけ、有利な条件の元でも、あと一点が取れず引き分け、シメオネのアトレチコはしぶとくタフだった。カンプノウのお客さんが、拍手してた。大したチームだ。白組も、倒して二冠取れよう。
大海賊バルサ船の十年にわたる栄光の日々は、終わった。水夫たちは解雇と魂の洗濯を。新船長はガッツエンリケかな?。

2014/05/17

バルサがんばれー

一度ならずあきらめたリーグ優勝のチャンスが、最終戦の今夜、やってきた。カンプノウで、アトレチコマドリと対決、勝てば優勝だ。断固勝つべし。頑張れバルサ!

2014/05/16

はっぴい・どす・でい

最近、家族がラインするようになったので、深夜過ぎて、ドスくん、誕生日おめでとう。と家族でてんでに打つ。深夜一時半、全員がワイワイとメール打ちあっているという、実に夜行性の一家です。
妹からは、はえぬきが送られてきました。ありがとう。
下の薔薇は、昨年の、その下のは今年の。

2014/05/15

interview

曇天、朝方雨ふり。ホーユーでinterview&collarイラスト渡し。帰りに大量のコピー取る。途中で紙切れするほど。160枚だもは(は、は小さく、米沢弁)。
 
六時から安部首相が「集団的自衛権、ヤリマス」的な記者会見。「集団的自衛権」の意味は、どげなことなの?、と調べたら、「自国が攻撃されてなくても、同盟国が攻撃された場合、攻撃に参加する権利」とありました。なんじゃ、単語としてちっとも正確じゃないぞ。「同盟雪崩攻撃権利」とて゜も言ってくれ。しかも、こんな権利なら、なんぼでも他国と戦争してしまうべよ。するのは政治家だけにして、一般民衆は 巻き込まないで欲しい。
 
今日もジムに行ったはいいが、カバンもっていくとき、何か忘れてる気がして中見たのに何も忘れたものは無い ジムに着いたら、海パンとキャップが無い。ワタシャ 徘徊因子が出てるのだろうか? しようがないので泳ぐのは諦めて、筋トレと歩くべし(最近は走る気合いが無い)としたが、替えのパンツも持ってきてないので、そのままで決行。案の定汗びっしょり。で風呂のあと、ビッショリパンツ履くの嫌なので、直接ジーパン。なんとも貧しい姿でありましたとさ。

2014/05/14

ギーガー

ギーガーが十二日スイスの病院で亡くなった。1940年生まれ、ということはジョンレノンと同じ、辰年、74歳。階段から落ちたのが原因だそうだ。
映画「エイリアン」の美術を創作したことで、その悪魔的猥雑的病的な世界に、こんな画像を想像するつーのは、参った、と感動したものです。海外の書店などで画集を見つけては せっせっと買ったのだが、ほんとにもっと長生きして、恐ろしい絵を描き続けていただきたかった。
心から 合掌します。

お祝いの宴

応接間ぐちゃぐちゃなのでゴロスタで、風呂猫団にカレンダー原稿渡し。その一時間前に下書きの旅終了したばかりなので、お祝いだと飲み屋に行く.。そこからドスドス飲んで、やれ楽しやの夜でありました。
起きたら ゴロスタで寝てた。私はチャオか?。グッと暑くなり、そろそろサワガニ水槽に凍りのペットボトル投入だな、と見るとすでに家人が入れてた。
お風呂に入り、庭にゴザ敷いて 湯上り昼寝。モミちゃんも同行なり。
蚊が出てきて 初刺され。蚊取り線香の季節だな。
しかし、五月はほんとに気持ちがいい。

 

2014/05/13

ついに!

2月末から始めたら140枚の下書き、75日かかって、ついに終了。いよいよペン入れに移る。楢夫くんの、もごささに、可愛さがつのり、全身入りの見開き。原稿二枚で、体の半分を割って描くのさえ、もごさくて、バイのサイズのボードに描くという異例の待遇です。
はあ、とりあえず、一休みシマス。

放電

夕餉の満腹感のあと、畳の上にゴロンとすると 格別気持ちいい。そこに上掛けをかけたら、もうタマラン。と寝た。普通は適当に目覚めるのだが、四時間寝て、「ああ、もう朝か」「俺は 寝室で寝たのではないのか」と、しっかり脳がぼけている。熟睡したのだ。仕事の追い込み時に起こる、気力の放電のあとの、独特の電池キレのような疲れが溜まっていたんだろう。
 なにしろ、夕方から物語の切なさの頂点を描いて、やっぱり涙でいっぱいになった。果たしてこれは 描いてるオレばかりか?。賢治も泣いたのではないだろうか?。なにしろ、そこはただならぬ描写、神経の気配りの極みの文字たちだった。楢夫のあの手は、ほんとうにどんな風に動いたのだ?
 
さあ、残りはついに四枚。あの最後の場面で、また 涙があふれるのだろう。でもしょうがない、オレは楢夫と一郎と旅したのだから。

机に向かうが、やはり、二枚描きなおす。一枚没にして直し。残り三枚で朝。

2014/05/12

えすとえす・うん・ろぼ&まのす・ありーば

ごろにゃお工房色彩部は、サワガニ着色以来、ひまこいてましが、カラーイラストを受けたので、ひさしぶりの色彩に、楽しく凝りまくっています。発表は今月末の新聞のコーナー。帽子にはインカ風のスペイン語文字。画面はセピア色。ごろにゃんインタビュウも載ります。

下書き残すところ八枚。

今朝方は、残り二試合勝てば逆転優勝のバルサ、二部から上がってきたチームとアウェイで、いつもの、カウンター無しのゆっくりの攻め、きっちり引かれて、無理やりこじ開けようとするおなじみの展開。まるで武田軍のわんぱたーん戦法(現場見たわけではないけど)ではアリマセンカ。て゛、引き分け。その同時刻、アトレチコはホームで勝てば優勝、しかしあと一点取れずの引き分け。はー、やれやれ。白組はエンリケ先生の気合いに壊滅で脱落。
 いよいよ、最終節、カンプノウでアトレチコと直接対決、勝てば優勝です。

来年のcalendar原稿、選定してたら、未使用組のなかに描いた記憶ないようなもの見つけた。北斎シリーズ終えてアタゴオルの12枚。

薔薇が咲きだした。大した赤だ。

2014/05/11

佳境

二月末から下書き開始。全138枚いよいよあと十枚。昨夜は1枚場面に凄いセリフを書いた。この作品は、後に誕生する「銀河鉄道の夜」と深い関係にあるが、昨夜の言葉は、カンパネルラの謎の、答えのようにも響く。まったく、不思議さ満載の「ひかりの素足」です。

朝から 庭でゴザ敷いてモミと珈琲。日差しがチクチク夏の気配入り。
猫好き息子がシブトク古い携帯でねばってたが、ついにスマホ購入。私と同器種。「猫メーターが足らん」と猫会いたさに帰宅する子に、これで猫画像攻撃ができる。


母の日ですので、線香あげて、ついでに御経をオリジナルに詠んでみた。

 消えた野にますます紅きカーネーション

2014/05/10

毎日モミちゃん

モミは、私の寝室を巣にしてるので、廊下までの三ヶ所のドアが閉められない。一緒に寝ても、勝手に出ていき、ナアオと鳴きながら、布団に入ってくる。午後起床して、ゴザしいて珈琲飲んで、また一緒。めんごいなー。
 
下書き四枚。じわじわと佳境に近づく。

2014/05/09

五月雨と幻のサルスベリ&エゴノキ

凄まじい音で、土砂降りの雨。あんまり凄いのでしばし眺める。
ちかごろ、ケンタッキーチキンの店頭に、実に気色の悪い男の顔がデカく掲示され、バルサ好きには、ゾッとする。白組のロナウドだ。バルセロナの町に、ぶらさがったら、さぞや落書きまみれだべな。ではバルサ派の一句をば。
五月雨や白き天冠ウラメッシー
(天冠・テンガン、死者の頭にまく白の三角)を白マジックで描いて、吹き出しに、かのセリフ。
下書き快調、残り18枚
家人が仕事部屋に来て曰く。昨日、枝切りしたでしょう。うん、毎年あれだけ注意して、勝手に切らないで、つってんのに、サルスベリとエゴノキの花、これから咲くのに、ほとんど無いよ。ひえー。
毎年、五月になると、庭木が伸びだすので、つい切ってしまい、クレームくらいます。あ、あ、サルスベリごめんよう。

2014/05/08

落涙

「ひかりの素足」下書き、残り二十四枚。切ない物語なのだが、楢夫があまりにも もごさい。下書きしているうち、涙が出てきた。原稿描いてるうち、友達が死んだりジョンが死んだりして、涙が出たことはあるが、物語の中に向かって降りていく中で 涙が出るのは初めてだ。その箇所には 賢治の思いやりがあった。


レアルマドリの試合をテレビで見てると、たまに相手が先行したりする。ところが大抵 追いついたり逆転したりする。というわけもあり、今朝方の試合どーせ勝つべと見なかった。そしたら引き分けた。何とここ二試合連続引き分け。
これでアトレチコ八八・バルサ八五・白組八四。
残り二試合、バルサは最終戦ホームでアトレチコとやるので、残り二つを勝てば、逆転優勝と成るのであります。おー、よろけて諦めたものが、他力本願、最後までモツレルもんだのー。

2014/05/07

在40年

庭でボーとしてたら、市議選のアナウンスが風に乗って聞こえてきた。また四年たったんだな。ワールド杯の年と同じ周期だ。私がこの町に来た時も、カンパ小屋は市議選のための事務所だった。あれから、40年たったんだ。
20年前の五月がよみがえる。花まつりの客減少対策として、柏駅広場で宣伝ライブやんべ、などと飲み屋で盛り上がり、酔いが覚めて恥ずかしい、中止だな、とみんな思ったとき、一人決心変えなかったのが岡田光夫だった。わしらは嫌々行って、現場でビビり、まず酒飲もうと酒買いに逃げたりするなか、ミッチャンは壁に向かって練習はじめ、観念して歌ったのでございます。私は高校の同級生コージ君に電話して、馬鹿やるから見においでと誘い見にきたコージのほうが恥ずかしかり、私が近づくと、他人だぞ寄るな、などと嫌がられたものです。あれは1日。それから、三週間後、光っちゃんは会社の事故亡くなった。五月二十四日、船長とハーモニカ、そして、鉄人とハーモニカの忌。ああ、まったく、こんな晴れ晴れとした空に船乗りしてったんだ。
謎のかき氷屋にして、ヒデヨシのダチ・毘茶、いずれ又逢おう!。

2014/05/04

ムーミン展

数年前にあった時、こんな人出じゃなかったな、ちゅう位の人混み。八階の会場に、五階階段から並んで三十分ほどで入ったら、中も混雑。それでも、小さな作品のペン画、息がつまるほど、病んでてイイ。45年から50年代の初期ムーミン、良いぞ。三ミリくらいの小さい姿、たまらん。一時間ほど堪能したら気が疲れた。図録は、原画が拡大されたものが多々あり、あのミクロの魅力が、消えているぞ。

2014/05/03

賢治汁・プシャー

ひかりの素足、下書き・残り三十枚。とても不思議な箇所に差し掛かった。ズームとロング。位置の移動。一種の幽体離脱。そして、これほど作者が興奮している描写は あまりない。なるほど、いかにも初期作品の域なのだろうが、逆に才能が噴き上げている。
「オツベルと象」、第二回目が送られてきた。まるで、次の作品の締切の催促のように、ヒタヒタと足音が聞えます。
 

2014/05/02

黄金週間

黄金週間で 子供の友達が来て、懐かしいホワイト餃子を食べる。混沌とした図書倉庫の掃除を始めたが、簡単に終わるようなシロモノではない。そーだ、ここはひとつ、酒でも飲もう。とチャオを招集して八時から四時まで 延々と呑みました。
起きたら薄い二日酔い。日差しは庭びより。植え替えしたり、脚立で剪定、カズホ薔薇の伸びた茎縛り。脳は快感。

2014/05/01

シメオネときたら

シメオネは、アルゼンチン代表時代、ダーティなキャラで、フランスWカップのイングランド戦でベッカムをしっかり挑発して頭突きを受けて、ベッカムに一発レッドを与えた優れものです。アトレチコマドリーという、高い年俸もらっている選手などいないチームの監督になり、ついにはバルサやレアルマドリよりも強いチームを作った才覚は あっぱれ極まりない。
 
そして、今朝方、モウリーニョのチェルシーのホームで、3対1で勝利して、欧州クラブ選手権の決勝へ、40年ぶりに進出となった。
「シメオネときたら、大したもんだ」。是非、白組をぶちのめしてください。

本日は快晴。下書きも残すところ34枚まできた。書庫の荷崩れ起こしたような惨状を これから整理に入ります。本があふれて、もちゃくちゃな混沌のなかから、原稿探しの旅を始めます。