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2013/12/31

寿司

大晦日は私が、寿司にぎるのだが、今年は5合、一時間半に握った。んまいよ。

悲しい大晦日

サワガニ 昼間っから騒いでる。カニの新年だな。
朝まで録画映画三本見て、白象五本勝負は年越しとなった。
起きたら、悲しいニュース。
大瀧詠一さんが、晦日に自宅で林檎を食べているうち のどに詰まらせ死亡。
この方のソロアルバム、これこそ私の人生に大きな影響を与えた。
なにより、はっぴいえんどの あの独特の声、あんな素晴らしいショックは
高校三年の私に、世界の深さを教えてくれた。
家人は 熱烈なる大瀧マニアで 当時大瀧さんがどんどん冗談アルバムに傾斜していく中
それでも せっせと買っていた。
「はー、きょうも元気だ 煙草がうまいー」などという歌を聞かされたときは、腰が抜けました。
その後の大ヒット、イーチタイムあたりの世界には グッと来ない。
やはり、はっぴいえんど時代と、ソロの三枚目までが好きです。
 これだけたくさんの作品が残され、それをこれからも味わえるのは、聞き手の幸いだ。
あの世で、クレージーキャッツの先生方と、異空界の冗談音楽を堪能されますよう。
ほんとうに ありがとうございました。モミちゃんともども手を合わせます。
合掌。

2013/12/28

カニ歴

サワガニの水替えしたら、夜中に石の上にカニたちが集まって騒いでる。近づいても逃げない。これは、サワガニ歴では、正月が来たのではないか?。そうやって見ている私は 唐あげ丸の視線になっている。

白象相撲 年末場所。本日も二番取る。薪をいっぱい描いた。象の中に段々感情移入していく。

赤旗日曜版・新年号届く。カラーの色、よく出ています。もー発売されました。よーろーしーくー。

「最後の忠臣蔵」という映画。ラストまぎわの展開にアングリ。思わずエンケンの「カレーライス」を画面に流したくなった。それにしても井上ひさし氏が戯曲に 「犬の仇討」とは、よくぞ付けたものだ。

2013/12/26

白黒も いーぞー

赤旗日曜版の二号三号の刷りだしが メールで来た。スマホで見る。白黒画面だが、なかなかの図。家人曰く。「カニ、かわいいねい。」。サワガニ飼育班の主と化した加太りの誉め言葉、ホマレなり。

白象便り。 本日も一日がかりで二番。二ページ描くのに六時間を超えている。描いているとその場所が、どんどん想い出深くなっていく。そして 白象がだんだん肉化してくる。

2013/12/24

めざしぶりとます

はーい、みなさん、めざしぶりとますー。イブのスポーツジムは 普段より人が少ない。今夜ジムで汗流している女性は孤独なのかい、とでも思われるのが嫌で来ないのでしょーか。プールは普段泳いでる女性たちも居らず 一人一コース使えて なかなか気持ち良ろしい。毎日クリスマスにしましょー。ではシッカリ汗かいて 白象さん描き続行。

2013/12/21

カーツ大佐

カーツ大佐といえば、地獄の黙示録のマーロンブランドだが、知り合いのカーツ大佐が突然電話してきて退屈だつーので、こちらは四時間かかって白象と一番勝負して、ちと煮詰まったところ、オイデヨとなり、仕事部屋で雑談。飲酒しないで煙草すいまくる男と わたし一升瓶ひとりで三分の二飲んで、光夫くんの唄「あのこーにいちご」を二人で歌い、懐かしいカンパ小屋時代のアルバム見て、わしらは立派な爺だのー。地獄の閻魔様にモンブラン貢いで 病院から帰還して早一年。元気になってヨカッタヨカッタ。俳句集「泡まみれ一代」。なにとぞ刊行のほど。表紙絵描きますぜ。

2013/12/20

柚子

上州方面より柚子と梅干いただきました。まことにアリガトウございます。
「柚子抱いて心と大地ありがたき」

赤旗日曜版の刷りだし、届く。八頁いい色彩で出ています。
二十二日号には、一ページ使って、インタビュー。
ということで来週号から、「やまなし」掲載です。

2013/12/17

伊能忠敬

BSで伊能忠敬をやっていた。日本地図を歩幅で実測して作った偉人。しかし、この御方が 米沢に来ていたなんて、知らなかった。第三次調査で、白河から会津。そこから吾妻連山を越え 大峠・綱木、そして米沢に入り、数日間 停留したとある。
 
子供の頃から 社会科が好きで、地図見るの好きだった私としては、実に嬉しい史実だが、こうしたことを六十過ぎまで知らなかった程度の、脳なので御座る。測量して作った原図、全部並べると、野球場の外野に広がっている画像、なんとも素晴らしい「蟻の業績」であります。

白象とは、昨日は二つ相撲とり候。

2013/12/13

白象

白象は、「しろぞう」ではなく、何故「はくぞう」なんだろう。

ジムでボクササイズ三十分のクラスなのに、途中でへばっているのは私と太った若者だけ。
予想以上に、鈍ってますなー。



2013/12/12

親分はジョン

親分はジョンなのだ。ポールがそれをわきまえてれば、ビートルズは解散しなかった。当然ヨーコがメンバーに入り、ヘイジュードの後半には奇声が連呼。次のジャケットは ツーバージン版になり、全員性器露出。そしてアムステルダムのベットインも全員でやってた。などと妄想するビートルズは ほとんどラトルズの世界だ。・・・・丸眼鏡忌でのチャオとのゲラゲラ話。

2013/12/09

まじかる・みすてりー・けんじ・つあー、原稿搬出

赤旗日曜版への原稿。第一話全ページを本日、フォーユーにて担当に渡した。第一号掲載紙は 今年の年末二十九日発売だそうです。みなさま、定期購読、よろしくであります。

十二月九日 丸眼鏡忌

未亡人がいくら前夜に歌おうと、今夜こそが三十四回目の切ない夜。ジョンは八十年の今日、午後一時過ぎに、変質者に撃たれた。毎年、九日の夜はジョン好き男と呑んで歌うのだが、毎年その夜になってから急に電話して召集される藤井くん。近所に住んでいるが、今まで町で一度も出会ったことはない。今夜の買い出しのあと、煙草買いにコンビニにいくと、先客。次にわたしが買おうとすると、先客が肩をたたいて、「どーも」。「あら、藤井くん」「今夜、命日ですね。ヤルんですか?」「やるよ、おいで。」
 
偶然にもほどがある。奇遇の極致であります。つーことで、ゴロスタにジョンのCDとエレキ・マイク用意して、酒瓶・ツマミ運搬して、じょんこが残した綺羅星の唄たちを歌いまする。
 

2013/12/08

庭遊び

大量に溜まった枝木、数年放置して一山となっていたところを、この秋、気が向くと整理してきた。朽ちた木といえ太いので、細い枝落としたりノコで切ったりして、やっていると、作業しているみたいで、少しでも早く片付けたい、という気になって、どうも楽しくない。
 
だが、待てよ。これは仕事でもなく 期日があるわけでもなく、庭遊びなのだ。
 
早く片付ける必要なんか無いのだ。そんな風に思うと、不思議な楽しさが湧いてくる。そしてついに、朽木置き場の地面が見えてきた。だが、終了には程遠い。大量の朽木は、庭の中を移動したにすぎない。
 ああ、焚火したい。宅地化されなかった林の時代、あそこには、循環の生活があったのだなあ。
 

2013/12/07

くじ運

せっかくの楽しいブラジル大会抽選会だつーのに、なんでこうした夜に秘密保護法案が決まるのだ、まったくこの国の政治家たちは、ちっともフットボールの魅力を知らなすぎる。ぷんぷん。
 
抽選会が始まり、歴代の名選手が登場するなかに、白組のイエロが現れた。「ぶー」。
抽選が始まり、その結果、B組とD組は、死のグループになった。
 B組・スペイン・オランダ・チリ、D組・ウルグアイ・イタリア・イングランド、こんな枠に日本入らず、
まことにくじ運強し。コロンビア、ギリシャ、コートジボアール。難敵ではあるが、希望多々あり。さすがのセルジオ越後氏も、三連敗とは言いますまい。
 
 
 

2013/12/05

ペン入れ開始&オミ漬け。

二か月かかって下書き終了で、いよいよペン入れ開始。
やはり普段使わない脳を使っているらしく、時間感覚が無くなる。
夢中というやつだ。しかも、来年の春先あたりの仕事を今やっているから
時間に追われないぶん、ネチネチと留まって描ける。
一日やって、一枚、夢のようなテンポ。

故郷から、おいしい漬物が届いた。
まことに、ありがたや。さっそく数の子と混ぜて、
オミ漬けは 一層美味になります。
オショーシナッシ。

2013/12/02

来年は、赤旗・日曜版だよ。

カラー・ページ上がる。色彩部もくもくと描きました。なかなかの出来です。
さて、今年の二月から下書きを開始して、せっせと描いてきた宮沢賢治の童話。
いよいよ来年の正月から
「赤旗・日曜版」で一年間、毎週六ページの連載・予定です。
町の赤旗販売所で、日曜版の定期購読、よろしくであります。

 

2013/11/29

ふえふえです、サンタマリア。

白象の下書き ひとまず終了。細かい直しの作業はあるが、時間はチクッと余裕あるので、気に入らないページ、没にして再度書き直しできるのも、いいもんだ。それにしても、不思議な謎は やはり解けない、なかなか奇妙にして、けっこう適当な、いかにも初期的作品であります。
 天気がいいので、庭の枝木の整理していたが、南天が調子こいて絶壁の如くはびこってるので、相当切ったら、レンガ道が広くなった。
 
 

請求書はヨク見よう

クレジットカードの毎月の請求書、明細をいつも見るわけではないのだが、何気なく見たら、あれれ。「アマゾン・プライム電話・・・・3900円」。何だ゛コリャ。変だなあ。ということで、ネットに「アマゾン・プライム」と検索したら、あらら、出るわ出るわ苦情の文字が。
 
 アマゾンの配達が「翌日配達」できる、1か月無料体験、というとこをクリックしたら、しばらくして、こうした請求書が来るらしい。気づかずにいると、そのまま「勝手に、プライム会員にされ」、また来年も請求されるらしい。なんという恐ろしい手口でしょーか。即刻、「プライム会員登録」を解除したけれど、あまりに酷いやり方だと思う。

ヒデヨシ版ステンドグラス

一年後の完成めざして、一m四方のデカイやつが二枚。ヒデヨシのステンドグラス製作への打ち合わせをやった。設置場所は、まだ発表できませんが、そりゃー、イイものが出来るよう、製作工房の方々と何度かの打ち合わせを重ねます。むふむふ、楽しみであります。

2013/11/26

グララアガア

白象の下書きも いよいよ十枚を切った。「グララアガア」。実に奇妙な鳴き声だ。「パオー」でもなく「プオー」でもなく、なんとも擬音の名手の耳は凄い。そして間もなく残酷きわまりないシーンが待っている。初期作品の賢治の視線のクールっぷり。

2013/11/21

未来と泳ぐ

夕暮れのジム。筋トレのあと走るが、十分で嫌になる。しかし成長したぞ。前回は五分で嫌になった。プールで泳ぐ。スイミングスクールの子供たちでいっぱい。隣のコースを泳ぐ子供と並走してユッタリ泳いでいたら、未来と泳いでいる気分。ワヤワヤサワサワ、元気な未来たち。

最悪なプレーオフ

朝の五時からの スウェーデン対ポルトガル、フランス対ウクライナ、
ネットをうろうろして見ていたが、R7が1点入れた瞬間、
スェーデンは3点取らなきゃならなくなり、ほとんど終わったな。
そしたらイブラが2点取った。こいつは凄い。あと1点入れれば、
そしたらR7が追加点。そして、3点目、あーあー。
一方、第一戦ホームで2対0のウクライナ、フランスは3点とらなきゃ勝てない。
そして、1点入れ 次にベンゼマの完全なオフサイドで2点目。線審 何見てるんだい。
こうした大一番での誤審は、フランスの得意技かい。
そしてついに3点目。大騒ぎの観衆見ながら、
98決勝のあのスタジアムの中で ブラジル衣装の私の茫然な気分、蘇った。

スマホ

猫町の展覧会で、スマホのケースが発売されたが、デザインは猫の目時計。
「いい絵じゃないか。」。・・・・なんか欲しくなったな・・。と思う私の携帯は 
ボロボロで塗装がはげ落ち 心理学テストのロールシャッハ状態。
いいかげん限界にきている。最近家人がスマホに替えて、
テーブルの上に置かれていると、その落差はあまりに痛ましい。
そして、本日ついに携帯変更となった。六時間ほど家人の指導。
では、ラインに入って、さっそく隣に座って電話をしてみよう。
まるで糸電話のように不思議な景色。画像もきれいで
こりゃあ、仕事机で 作画用に活躍できます。

猫町ギャラリーに 猫の目時計のデザインのスマホケース、
まだ売ってると思います。欲しい人は、問い合わせてみてください。

2013/11/19

ジム象欧州

 今年はあんまり遊ばず黙々描いてる日々が続き 外出しないから どんどん体が鈍ってくる。こりゃあイカンと 数年ぶりにジムさ行くことにした。ひさしぶりに泳ぐ。昼間は老人の巣 コース無視して立ち続ける常連 新米の私はむっとしつつ引き返す。夕暮れから下書き、いよいよ象 大噴火。しかし今夜は 欧州が大噴火なのだ。ブラジル行の残り切符が決まるのです、ウクライナに二失点で負けたフランス、絶壁です。ふえふえ。そしてスウェーデン対ポルトガル。もちろんR⑦とぺぺが茫然とする結末が見たい。がんばれー イブラヒモビッチ。だが問題は わうわうもすかぱーも放送しない。四年前は放送したべ。こんなに凄いもの もったいないなー。

2013/11/18

おしょーしなっし

谷中の原画展、終了しました。土曜のサイン会、二時からスタートして、丁寧にサインしてたら時間がかかってしまい、ずいぶん待たせてしまった。ヒデヨシの横顔だけなら早く終わるが 正面や唐あげ丸なんぞ描いたりして えんえん三時間半も描きました。さすがにクタビッチャ。いろいろとプレゼントもいただきました。来展のミナサマ、まことに オショーシナッシ。

2013/11/14

原画展・後半の口上。

本日より原画展の後半の始まり、日曜まで四日間です。北斎翁が描いた元絵と、それをバルサ風ヒデヨシや女形のカツラくんなど、さまざまにアタゴオル色化した図を見比べて下さい、我が家の三匹モミ・ススコ・フータも登場してます。来年のカレンダーはじめ、新しいアタゴオルグッツも取り揃えてあります、谷中猫町ギャラリーでヨロシクです。 土曜日はサイン会します。

八三年・国王杯決勝・クラシコのマラドーナ

今のサッカーと三十年前のサッカー。当然違うが、八三年・国王杯決勝・クラシコの録画見たら、現代サッカーには無くなった「荒っぽさ」をふくむ闘争心が、あまりに凄い。マラドーナが持つボールに行かず 完全に足に向かって蹴りを入れている。ところがそれをジャンプでかわしてバランス崩れながらも 転ばず走るシーン、こんなの見たことない。牛若丸の世界だ。客はビール缶を選手に向けて投げ込み続け、選手も気にせず動き続けるとこなんか、古代ローマの競技場って、こんなんだっのかな、と思わせるほど凄い。クラシコのせいでもあろうが、今なら一発レット゛の危険なプレイなのに、やられた選手も平然としているとこなど、なんとも原始的な迫力があった。
 
 

2013/11/13

夕暮れ

庭で切り倒した太い枝の整理をしていると、夕暮れの通りで子供たちがワイワイ盛り上がっている。最近のはやりの言い回し、そして何度も起こる笑い声。楽しそうで聞いているだけで穏やかな気分になる。空には白象に語りかけた時の形になったお月様、ふーむ、こんな位置にいるのか。
 

サワガニ便り

昨夜、水槽に四匹いる子供のカニ。水洗いしたらいくら探しても三匹しかいない。一匹不明。逃げることは不可能なので死亡したと思われるが姿も無い。そして本日、普段は絶対姿見せない子蟹が 石の隙間で何かしてる、よく見ると半身になった子蟹を食っている。
共食いだ。たった二匹となった子蟹同志が・・。蟹は脱皮した直後に共食いされることがある、とは聞いたが、まさか子蟹が犯蟹とは。だが すでに半身になっているということは、私の推理では、この水槽にいる「もう少し大きい蟹」が、犯蟹ではないだろうか。こうなったら、罰として 大人蟹が六匹いる水槽にソヤツを移してやろうか。さもないと 今共食いしている子蟹も食われてしまう。それとも 水槽のなかを二つに分けるか。ううむ。それにしても、弱肉強食を見せつけられました。家人曰く。「こらー、うどん食えー」。

このままでは、子蟹も食べられるので、隔離政策ととして、台所で使っている金網ボールの小型を入れて、小さいのをそのなかに入れる。ひとまず安全だろう。

一方、大人蟹の水槽にいる六匹に、うどんを投入。一㎝弱にして、石の下に隠れている蟹の前に投入すると、さっと寄ってきてつかむ。四匹に配り 石の上に残りを置く、深夜二時。

2013/11/12

怒った象

下書き四枚。虐待の場面、しくしく泣く場面、つらい箇所をやっと過ぎ 象たちは怒りの坂を下りだした。はーやれやれ。寒くて床暖房入れて、モミ膝に乗せて描く。夕餉は海鮮カレー、イカうまそうなので一杯は刺身にして、腸混ぜたのと酢醤油のⅡコースで食べる。んめ。鑑定団特番。次々と高額出るのってツマラナイもんだな。それにしても 物の価値って実に怪しい世界だと痛感する。

昆虫食

「むしくいノート」ムシモアゼルギリコ著 刊行KANZEN 蝉食のコーナーにアタゴオルの蝉天が紹介されてます。

2013/11/11

秀吉の大返し・あっと・割出町

火野正平さんがチャリで走るNHK日本縦断・こころの旅。271日目山形県川西町編を見てたら、米沢駅からスタート。まっすぐ走りだしたので住之江橋渡るかと思ったら 途中で右折したらしく松川橋ではないか、あらら 富田屋だ。そーです、割出町です、私の生まれた家のあった前を走って行ったぞ。私が描いたヒデヨシは、何故ヒデヨシというか?。それは大河ドラマ「国盗り物語」で火野さんが演じていた木下藤吉郎のいつもニッと笑う笑顔、すなわち豊臣秀吉からつけたもの。ということで 秀吉がヒデヨシの割出町を通過するという、実に奇遇を見たのでした。

谷中の野良猫の唄

谷中の展覧会。北斎シリーズの最後バージョン展。ずらりと並ぶと迫力あります。新しいグッツも出てて、猫の目時計のスマホケース いい感じです。アコギのライブ。軽井沢のテイク聞いたら 変にギターとかウルサイので 静かにやりました。1家に帰ろう・想い出のリンゴ 2船長とハーモニカ 3海のエンピツ 4緑の道 5メスキータ 6朝日が君の窓を 7月の下で 8一緒に行こう 9谷中の野良猫 1時間弱。二次会の蟻やへの道。あのガヤガヤ歩く感じが好きだなあ。

2013/11/09

欧州プレーオフ

ブラジル行きの切符争い。ポルトガル対スエーデン、ウクライナ対フランス。がばれズラダン。十五日と十九日。

2013/11/08

白象の月

夕暮れの西の空に浮かぶ細い月。 これは白象が祈った月の形だ。月は数日で膨らみ、物語の展開を思い出させる。明日の谷中、がんばります サンタマリア。

2013/11/07

鉛色の紅葉

紅葉の道を車で走らせると 落ち葉が魚が跳ねるように舞い上がる。奥羽の山並みの色彩は美しいのに それが薄く遠くのように見える。心ここに非ず。こんな気持ちで今まで何度か帰郷した。友達の死や親戚の死。走りながら頭の中は 鉛色のなかに居る。生きているということは、こうした心象のなかを通過することでもあるのだ。故郷で体験した時間が渦巻いて落ち葉と一緒に舞っている。短い蝋燭のような命。紅葉の薄さのなかに死が点在していた。

秋の風物誌

谷中の原画展が始まりました。秋の下町を猫町に向かい歩いていくと、一年たったなーと思うのだが、数日前に予定が狂い帰郷したので やっと帰宅 ゴロスタで土曜ライブの新曲など練ってるのです。北斎シリーズは今回の展示が最後なので、名画が登場してます。貴重な歴代のポスターの展示もあります。ミナサマ 見にごんざい。

2013/11/04

沢蟹道

カニの水槽の水替えを家人がやってるのを手伝う。汚れた砂利を洗い、そして再び隠れ家としての石の配置。どんな風に置くか、これが楽しい。その味を知った家人が 石を置こうとしている その背中からは、一種の厳しさを感じる。まるで華道の師匠のごとく なにやら「その向こうに何かをみている」ような真剣な緊張感。これはもはや 沢蟹道ではないだろうか。「サワガニ教えます」と看板をぶらさけげている家を妄想してしまう。沢蟹の魅力ときたら 大したもんだ。

2013/10/31

感情移入

白象が酷く扱われる場面、そして嘆きのなかで泣く場面。そうした箇所を描くのは苦しい。象に入り込まなくてはならないからだ。ジョバンニは苦しかったし、かま猫も苦しかった。そして今回の苦しさは、やはりすでに書いたように、奇妙な距離によって薄さを持っている。賢治は白象に対し、かま猫のときのような感情移入をしていない。オツベルと象は 賢治が持っている「ニヒル」さが出ている。

2013/10/30

北斎の破壊力

ホームページの背景になっている北斎の「東海道・保土ヶ谷」。松原並木の東海道。だがこの絵が富嶽三十六景シリーズ中で、名画的扱いにされていないのは、松原並木に徹していないからだ、と私は思う。
画面右側の急速に盛り上がる山道。これが無ければ、実に落ち着いた「平穏ただよう のどかさ」の名場面になっていた。しかし、そんなところで収まらないのが北斎。意図的に松原の縁を切ってしまう。これこそ、北斎の破壊力なり。

登場猫物の配役 中央の馬子ヒデヨシ。着物はバルサ着色。馬上の股旅からあげ丸。籠の女形カツラ君 重すぎます。
 

搬入・搬出

谷中・原画展まで一週間。ということで風呂猫団が原画の受け取り搬入に来ました。横着な私は重いギターも搬入してもらいました。日暮里の駅から重いギターを持って霊園の中歩くのも風物誌でありましたが、今年は楽だわー。十一月の十日間、猫町ギャラリーで見てちょーだい。

2013/10/28

46年

中学校の同級会。46年ぶりに会う人もいる。なんと長い歳月がたったのだろう。ガヤガヤと懐かしい記憶を肴に飲む酒は楽しい。そして気づいたのは 男子は長き労働でヨレヨレに疲れた風で 女子は実に元気であった。

2013/10/26

うどん

サワガニはうどんが好きです。うどんを一㎝くらいに切って、近くに置くとサササと寄ってきてハサミでつまんで巣に運び、抱え込んで食べます。大人組はチラチラと夜になると出てくるが、子供組の水槽は、ほとんど姿見せません。大人組の水槽に、右側の脚が三本無しの男がいるのだが、奴は乱暴ものでアチコチで喧嘩し、さきほどなんぞは、近づいた私に向かい、両手のハサミを広げて、威嚇してくるのだ。「やるか、こら」とででも言ってるのだろうが、こちらも、マネして威嚇のポーズとり、コミニケーションしてます。

2013/10/24

濡れた栄光が郷愁となる午後

スペインの詩人の詩を原文から直訳したものを 家人が意味がつながる言葉にしようと奮闘しているのを手伝う。だが 詩であり、その単語の意味を並べてみただけで、皆目見当がつかない。
「濡れた栄光が、真新しい午後 郷愁を誘う。」、はて、どういうことなんだ と二時間ほど話しているうち、パラリと答えが現れた。その瞬間、ほかのフレーズも色を現し 作者の心象すら見えてきた。似ているなあ、賢治の謎が解けるときと。
 あちこちにヒビが入り ある日ストンと割れる感じ。・・・・・・ぐろうりあ・もはど

2013/10/23

ネズミ札乱舞

中学三年のとき発売された「さーじゃんとぺぱー」にあるポールの「私が六十四歳になった時」。あれを聞いて 途方もなく遠い話と思っていたが、あれまあ、足音が響いてきた。だが今日 胸に流れたのはディランの「ほ・えば・やんぐ」。うーむ、歳とともに響く歌詞ですなあ。

2013/10/21

賢治がくれた謎謎

いつものことながら、賢治作品を描くと、参ってしまう。謎ダラケなのだ。現在格闘中の「オツベルと象」だって、まったく「たいしたもんだ」。
オツベルという名前。大正時代は、小さい「つ」も大きく表記してたらしく、実際のとこ、賢治が「オッベル」と呼んだのか、「オツベル」なのかも不明。ここで口にして読んでみると、どっちがシックリくるか?。
 次に当然、このオッベルあるいはオツベルなる人物の、名前に込めた賢治の「心象スケッチ」はどんなものなか。そんなこと考えながら、分厚い語彙辞典みると、手がかりも考察もあまりに薄い。さっぱり「ワカンナイノヨ」と陽水の声がする。
 さて、問題はオツベル邸の姿だ。これなんぞ、どげな形なのか?。この屋敷を描くには 舞台がインドなのかタイなのかカンボジアなのか?という謎も提起する。ところが賢治は 屋敷の姿をどうも彼の脳内に映しているから、参ってしまう。その手がかりとは何か?。ふえふえ。
 さあ、原文を読んで 探してみよう。

2013/10/20

進行表

 
キースが笑ってる
せっせと白象みたいに描いてるねえ
「オツベルと象」の下書き 中間にさしかかってきたが
奇妙なことに 描いていて どうも白象に感情移入ができない。
何故だろうと考えていたが、原因は賢治にあるのだ。
今まで随分漫画化してきたが これは、なかなか珍しい現象です
いままでのHPの容量に限界がきたので
技術部長が奮闘して、ここに移動しました。
初の画像は九月に行った宮城県南三陸町防災庁舎スケッチ。
十一月から解体が始まるようです。
図の右端の太い柱の上部が曲がっている。
津波の腕力の凄さは 生々しい現物でしか伝わらない。