渋谷で50人越えの出演する音楽と東北芸能の混沌ショー。七時からの本舞台の前に、このbandのソロたちが、そばのSPACEで短時間のショー。
ドラムの山口ともさんが、いろんな擬音の品物を次々と取りだし、海辺の波音から始まり、鳥の鳴き声から虫の音、雨降りや雷、密林のケダモノ声など、見事でありました。そして本番。木村さんの小説「イサの氾濫」の一節の朗読から始まると言う斬新さ。しかも三味線の岡田さんの音、ひとりニシモナイ盆踊り、この三人の絡みによって「イサの氾濫」の念の向こうに、怨霊たちが踊って現れるというスゲエ始まり、涙が出た。そうして、映美ちゃんの炸裂が大波小波。
やがて、小峰公子が「はじめてうたったうた」この歌詞「うたうたえー」が巫女のように、なにか時間を越えて、感情の箱を開き、涙が溢れた。ギターが刀のように見えた客演・吉良知彦のギターと歌によって、ザバダック+東北6県ろーるbandとなり、そこに新しい緊張が産む素晴らしい音の世界があった。
だが問題はその次の民謡「相馬二遍返し」。舞台左から、スルスルと現れた布地に包まれた体、その小さな顔はまるで顔無しのよう。この動きが恐ろしく、能舞台のようでもあり、歌とからんで擬態する姿は、圧巻だった。歌の意味が画像によって深まり、一枚皮を剥いで奥へと導く。実に名所!、毎回起こるこのbandの新鮮なる名場面のひとつでありました。
「月夜のラクダ」の時の光るフラフープで踊る妊婦も、凄かった。そして、全部乗せ状態の大団円の新曲、まさしく、ここに世界の物真似ではない日本のロックがあった。
あー、ポール・マッカートニーに、これを見せてあげたい!、私は心底思った。
日本の芸能、東北の芸能の深さ、足元に祖先が残したこんなに素晴らしい宝物があるのだ。
東北6県ろーるショー、このbandを見ることは、シアワセ時間にいることだ。
2015/07/30
白崎映美&東北6県ろーるショー
2015/07/28
2015/07/25
戦争法案
アメリカは、世界中に軍隊をだし、紛争を起こしてきた。自衛隊をそうした場所に連れ出し、後方支援をさせる。
本当にヤバイ場所に行けば、交戦が起こり、隊員たちは殺人をするし、また、殺されるだろう。
日本は70年前、自ら300万の死者をだし、そして亜細亜の市民や兵士をたくさん殺戮した。
日本軍責任者たちは、最後まで降伏できず、あげくは本土決戦などという、狂気な状態で、日本人の全滅すらしそうになった。
軍人国家の恐怖から、70年たって、またヒタヒタとおかしな気配がしてきた。
私は、海外での自衛隊の戦闘、戦場における後方支援、やってはナラナイと思う。
今、自民党+公明党の議員が起こしてる行動は、70年前、死んだ多くの人たちに対しての、侮辱だと思う。
そんなに、自衛隊を戦場に行かせたければ、自らの子供や孫を、まず、戦地に送りなさい。
勇ましいことを言うのは、容易いが、死ぬのは、その者たちではない。いつだって、市民なのだ。選挙しか、こうした状況を止められないのなら、次の選挙で、示すしかない。あまりに市民は、無関心過ぎるし、そのツケは、これからの未来、必ず払わされる。
2015/07/22
スポーツクラブ・ジム
ドス君が、せっせとジムに行くので、一緒に行く。プールで、泳ぐ。あんまり混まないと、ひとりⅠレーン使えるが、親子で水中を行き交う、なんだか、こうしたことのシアワセを、感じます。
おかげで、体重落ちてきました。
2015/07/21
2015/07/20
花、おしょーしなっし
展覧会の会場に、花いただきました。
ヨネザアドカタツムリ社からの花は、高畠駅ジェルソミーナの花。そして、トニー瀧口さまからも。その花は、なかなかアタゴオルっぽい、見事なものでした。
まことに、おしょーしなっし!
公開前日の内覧会に、米沢から巨大ヒデヨシもやってきました。暑いのに、ありがとさん。内覧会のあとの宴会では、海の幸やまほど頂き、なんと米沢牛まで堪能しました。感謝でございます。
いろんな方の力で、開かれた展覧会、三ヶ月間あります。東京から東海道線だと、片道2000円くらいで二時間でつきます。
海を眺めて、うまい刺身や寿司もあり、柿田川の湧き水の流れは、必見であります。
よーろーしーくー。
2015/07/19
始まりました。展覧会
三島市駅前で、展覧会始まりました。
初日のサイン会、たくさんの方お越しいただき、ありがとーございます。
10月まで、やってます。
三島市は、湧き水の街です。柿田川という絶景もあります。
お越しください。
2015/07/16
2015/07/12
2015/07/11
2015/07/06
生原稿
賢治のグスコンブドリ、生原稿一枚がオークションに出た。実に珍しい。春と修羅の本などと一括で、350万からの入札。金曜から公開されたのを、御茶ノ水の古書会館に見に行ったら、日曜は業者だけとのこと。
うー、くたびれ儲け。古本屋通り歩いてたら、賢治の事務所の加倉井氏と会う。奇遇であります。
それにしても、この生原稿は、70年代の筑摩校本全集製作段階で、調査されていたもの。清六さんが個人に差し上げたらしいが、原稿の貴重さを考えると、そうした行為に驚く。
そして、銀河鉄道の、今では現存しない、削除された数枚の原稿。そうせたものに、何が書かれていたのか?。時間を越えて、読んでみたくなる。