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2014/07/29

怪獣の実験室

最近、懐かしのゴジラ対キングギドラ見たが、やっぱりゴジラは恐ろしい。海から上がって都市をぶっ壊す姿は、その破壊力の無慈悲さに、私のなかの何かが、震える。
さて、早稲田大学の博士号のシステムを破壊し、理研への尊厳を破壊し、まだノシノシ進む怪獣。何かというと、弁護士が心情を通訳するという、この怪獣の特番がNHKであった。
学者100人ほどに取材し、膨大な資料をベースに作られた50分。そこに描かれた多くは、私がネットワークで数ヶ月見てきたものの証明だったが、もちろん驚きの事実もあった。
番組で描かれてたものは、「スタップ細胞など存在せず、マウスのすり替えによるES細胞という捏造」ということだ。
しかも興味深いのは、行為者は単独犯、という描き方を匂わせたこと。裏には、膨大な資料があり、製作者たちが議論を重ねての結論なのだろう。
関心ある人たちにとって最大の疑問は、学者の多くが即時中止せよ、と発言しているのに、何故、理研は存在しないスタップ細胞の実験を小保方氏に続行させるのか?。そこには、神戸のポートアイランドの、沢山の理研がらみの関係産業、まさに巨大な経済が、止めさせない力を持って存在している、という画像で番組を閉めていた。
怪獣は、いまも破壊し続けている。何か、見えないとんでもないものが、確かに破壊されているのだ。

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